スピード感という名の突進事故

職場と仕事

登場人物はこちらから part1Part2

今日も我らが くるりん は全開である。

午前中、デザイン部門のチャットがざわついた。

「え、なんで修正版データ、もう発注かかってるんですか?」

──はい、犯人はくるりん。

まだ社内承認も下りていない段階で、外注デザイナーへ先行発注


🌀 第一幕:くるりんの“スピード感理論”

どや顔で言い切る、くるりん。

「いや〜、俺、スピード感を大事にしてるんで!」

ぶりっ子ママ、即ため息。

「また請求二重になるやつ〜」
(もはや説明不要の慣れたトーン)

イラ神の眉が、ピクリと動く。

「“やる気”と“やらかし”は違うんだよ!」

しかし、くるりんは止まらない。

「でもさ、動かないよりマシっすよね?
“フットワークの軽さ”って評価されるべきじゃないっすか?」

──その瞬間。

なぜか 軍曹 が、うなずいた。

「……わかる。俺も行動力は買う!」

被弾。

イラ神:「お前まで買うな!返品しろ!」


💥 第二幕:スピードが生む地獄の再作業

午後。

問題が発覚する。

仕様が変更されており、外注先から届いたデザインは全ボツ

くるりん:「あれ?でもあの時点の情報で合ってましたよね?」

閻魔:「“時点”が違うんですよ。“時点”が。」

イラ神:「確認取る前に動くなって言ってんだろ!」

くるりん、少しだけムッとする。

「確認しようとしたけど、みんな忙しそうだったんで!」

軍曹が、思い当たる節のある顔でつぶやく。

「……確かに昼飯中だった」

イラ神:「飯より優先しろや!」


🗂️ 第三幕:ドジリーナの“静かな爆弾”

再発注の準備をしていたドジリーナが、青ざめた顔で一言。

「……あの……私、前回のファイル、間違えて送ってました

一同「???」

ぶりっ子ママ:「つまり、二重請求どころか二重ミスってこと?」

イラ神:「“ダブルやらかし”の新記録だな」

しかし、くるりんはなぜか前向き。

「まぁでも、これで次はスムーズに行けますよ!」

閻魔:「その“次”が毎回あるのが問題なんですけどね」


☕ 終幕:スピードよりも、手順よりも

給湯室へ向かうぶりっ子ママが、コーヒー片手にぼそっと。

「……この職場、進化してるのは“やらかしスピード”だけね」

軍曹はまだ納得していない。

「まぁ、“動かないよりマシ”だからな!」

イラ神、天井を見上げて一言。

「お前ら、ほんと一回止まれ」

スピード感は大事。

でも、方向がズレていたらそれはただの突進だ。

今日も職場は、前のめりに迷走中。

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