液漏れ事件の余波。イラ神とミスリーダー、最悪の化学反応
先日の液漏れ事件の余波は、まだ職場に残っていた。
今朝のイラ神の眉間は、常に「Z」の字。
触れたら感電しそうな空気をまとっている。
そして、そのターゲットになったのは──
おなじみ、ミスリーダー。
ただし、ミスリーダーはミスリーダーで、
今日はなぜか絶好調にひどい。
ある意味、
両者、負けられない試合が始まってしまった。
■ 来客対応事件
顧客が来店し、ちょっとした仕様確認。
対応したのはミスリーダー。
そこで飛び出した返答がこちら。
「それは製造元に聞いてください。こちらではわかりません」
……淡泊。
あまりにも淡泊。
ドジリーナ(心の声)
(出たよ……職場を通り越して“郵便局”みたいな回答)
普段なら、誰かが慌ててフォローに入るところ。
でも最近は、みんな
「触らぬ神に祟りなし」モード。
なぜなら──
- フォローすると、イラ神がネチネチ言う
- フォローしないと、ミスリーダーが事故り続ける
どっちに転んでも地獄。
選択肢のない選択ゲーム。
というわけで今日も全員、
「静かに見守る」という名の放置を選択。
■ そしてイラ神、登場
イラ神がその場でフォローに入るかと思いきや──
顧客対応が終わったあと、
じわじわ近づいてくる。
例の低音ボイス、発動。
「お前さ、なんでそういう言い方しかできないわけ?」
「ちょっと考えればわかるよな?」
「ほんとにさ、“社会出てます?”レベルなんだけど」
毎度おなじみ、イラ神劇場の開幕。
ドジリーナ(心の声)
(あーぁ始まった。仲いいの?ってくらい毎日やってんな)
■ しかし今日は違った。ミスリーダー、まさかの反撃
ミスリーダー、珍しく引かない。
「いや、自分、説明するところはちゃんとしてますし」
「今回の件に関しては、製造元に聞くのが一番正しいじゃないですか」
空気が、ピタァーーッと止まる。
軍曹(心の声)
(お?今日のミスリーダー……強気バージョン?)
周囲が息を飲む中、
イラ神の眉間だけが、さらに深くなる。
「は?お前が“説明した”って思ってるそれ、説明じゃねぇからな」
「それ、“丸投げ”って言うんだよ」
ミスリーダー、食い下がる。
「いやいや、丸投げじゃなくて──」
即、遮られる。
「うるさい。お前の“いやいや”は全部間違ってんの」
――終了。
反撃は、わずか3秒で沈没した。
■ その後の職場の空気
ミスリーダーは、ぶつぶつ独り言で不満を漏らし、
イラ神は、聞こえる距離でため息を吐き続け、
軍曹はコーヒーを飲みながら、
「今日もうるせぇな」と小さく呟き、
ドジリーナは(仲良しかよ)と思いながら作業に戻った。
もはや職場というより、
売れない劇団のロングラン公演。
■ まとめ:イラ神とミスリーダーは「悪いとこ同士が反応してる」説
ミスリーダーは、考えずに聞きまくる。
イラ神は、教える気ゼロで煽る。
つまり──
最悪の相性 × 最悪のタイミング = 今日も地獄
ぶりっ子ママへの優しさの1%でも
ミスリーダーに向いていれば、
人材がひとり再生する可能性は、あったかもしれない。
でもイラ神は、その1%を渡さず、
ミスリーダーも、その1%がもらえるほどの努力はしない。
最強にして、最低のコンビである。

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