最悪の改革の続きの話

職場と仕事

発注って、ただの発注じゃなかったんだな。

ここ最近、それを痛感している。

始まりは、3ヶ月前

きっかけは、社長ポンが突然言い出したこの一言。

「3時までの発注は、俺が確認する」

3ヶ月前のことだ。

最初は正直、こう思った。

「へぇ、急に仕事熱心になった?」

ポンも最初の1週間はわりと素直だった。

「これって、こういう認識で合ってる?」
「この数量、前と同じだよね?」

みんなで、

「社長、現場を理解しようとしてるのかも」

なんて、ちょっと感心していた。

空気が変わった2週目

ところが、2週目。

イラ神が、小さく舌打ちをした。

「……また聞かれた」

3週目には、もう誰も口に出さない。

フロアに漂う空気は、

「もう、放っとけよ」

だった。

ポンの“確認”は、
改善ではなく、邪魔に進化していた。

誰も得しない暗黙ルール

3時すぎに発注したい案件が出ると、
みんな無言でパソコンを閉じる。

「どうせ確認待ちになるし」

それが、暗黙の了解。

確認しない方が仕事がスムーズに進む。

忘却事件後反省の代わりに増えるルール

普通なら、ここで反省する。

でも、ポンは違った。

「今後は、4時半前に確認の連絡を入れて」

え?

毎日?

確認の確認?

改善の、上塗り。

それ以降も、

  • ポンの確認ミス
  • 現場が謝る
  • 新ルールが追加される

この無限ループ。

仕事より重くなる「確認」

気づけば、

発注よりも、
「確認の報告」のほうが時間を食っている。

表面上は、みんな「お疲れ様です」と言う。

でも内心は、

「また、自分で自分の首しめてるな……」

最近では、

スマ効がため息まじりに言った。

「今日も発注あるのに、ポンルールの時間だ」

ドジリーナは、真顔でこう言った。

「これ、もはや仕事じゃなくて儀式だよね」

たぶん、もうみんなの中で、

“ポンの確認”は仕事じゃない。

催し物だ。

結論。

改善を名乗るルールは、だいたい改善しない。

ポンの辞書に「効率」という文字は、たぶんない。

ただ、

「今日も4時前に確認してくれたか?」

その一言だけが、今日も残る。

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