ぶりっ子ママ、新スキル「体調不良キャラ」を獲得する
最近、ぶりっ子ママが新たなスキルを身につけた。
「……なんか、めまいがして……」
「ちょっと頭痛いかも……」
そう、体調不良キャラである。
最初のうち、職場は普通に心配していた。
イラ神なんて、ほぼ献身。
ほぼ看護師。
「大丈夫?無理すんな。座ってていいから」
「俺やるよ」
その優しさ、もはや恋愛脳の副作用。
周りも、
「まぁ、体調悪い日くらい誰でもあるしね」
「無理しないほうがいいよ」
と、疑うことなく受け入れていた。
事件は突然やってくる
その日、ぶりっ子ママは「めまい」で早退。
みんな「お大事に〜」と見送った。
……のに。
数時間後。
腹黒ピースが、イベント会場でぶりっ子ママを発見してしまう。
そこには、
めまいの欠片もない軽快なフットワークで、
テンション爆上がりのぶりっ子ママの姿。
しかも腹黒ピース、イベントの裏方スタッフ。
目撃者として、最悪の適任者だった。
広まる「めまい芸」疑惑
後日、腹黒ピースが小声で言った。
「……あれ、多分“めまい”は演技だよ」
「むしろ、キラッキラしてた」
そこから一気に広まった。
ぶりっ子ママ・めまい芸疑惑。
実は以前から、こんな前兆はあった。
- 「推しのチケット取りたいから10時から抜けます♡」
- 「〇〇のイベントって、なんで平日の夕方なの!?」
- 「ちょっとだけ席外すね〜」
ちょいちょい発生する“推し優先抜け”。
みんな薄々、
「まぁ、そういう人だよね〜」とは思っていた。
でも、今回は違った。
決定的だった。
計画性が高すぎるサボり
後から分かった事実が、さらにヤバい。
イベント当日、ぶりっ子ママは
「頭も体も使いたくないから、仕事中に体調不良として休む」
という、節約型サボりプランを実行していた。
しかも彼女、普段は
・ちょっとした風邪なら薬飲んで即回復するタイプ
それなのに今回は、
薬で誤魔化せない“めまい”を選択。
サボりに最適な症状を選ぶという、
謎のプロ意識の高さ。
腹黒ピースがイベント関係者だったため、
- めまいの日=イベント当日
- めまい消失スピード=秒
すべてが綺麗に一致。
もう、言い逃れ不能だった。
その後の職場では、、、
この一件以降、
ぶりっ子ママが本当に体調不良の日でも、
周囲の反応は一気に冷却。
「……あ、そうなんだ(無)」
「はいはい(無)」
唯一、心配するのはイラ神だけ。
その構図、
もはや恋愛ドラマの主人公と通行人A。
やっぱりヤバい職場だ、、、
- ぶりっ子ママ、「めまい芸」という禁断スキルを習得
- 腹黒ピースの偶然の目撃で信用崩壊
- 症状選びまで計画的で、逆にすごい
- 結果:心配するのはイラ神だけの世界に
人間って、
「甘え方の最適化」においては、
誰よりも進化できる生き物らしい。

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